MSA資金について噂れる「サイナー」とは・・・、サイナーとは、サインをする人、その人のサインによって、MSA資金を動かすことができるという立場の人はだれだ?といろいろ噂されますが、どこかのネット情報をみていると、唯一それができる人物がいるなど、書かれていますが、残念ながらMSA資金を動かすにあたり、だれか限定した一人の人がサインをすることで動かせる制度になっていないのです。
答えを言えば、契約書にサインをするのは、この資金を申請してMSA資金から補助金を受けることができる基幹産業、銀行、信用金庫の代表権者の個人のサインになります。ですから、サイナーになるのは、この制度に申請して、資金を受け取る立場にある方になります。基準を満たした企業経営者です。
理由としては、海外でPPP運用された資金を送金するとき、受け皿になるのは、この資金を受託されるご本人になりますので、当然、資金を受け取るサインをするのは、当事者ご本人です。第三者がサイナーとしてサインをすることなどありません。また、外貨データーとして送金データーが銀行に届いてから、現金化する際に、資金の使用者として、ロックを解除するときにサインをするのも、この資金を受け取る当事者になりますので、第三者ではなく、この資金の申請をして受託する企業経営者になります。
巷で噂されている情報は、かなりむちゃくちゃな話であることが分かります。
資金は、産業用の補助金であり、だれか一人が資金をすべて管理する権限などありません。資金は、政府が簿外で管理(MSA協定資金)して、米英の監査のもとで、使われる産業用補助金制度です。共同管理され、資金を動かす際には、資金を実際に受け取る民間人(基準を満たした企業代表者)が契約書にサイン(署名捺印)して、資金が動きます。
ですから、あまりよくこの制度を知らないブローカーが、
「私は、この資金を動かす最終権力者のサイナーを知っています。そこから、いただいた話です。これは、極秘な話ですから、他人に言ってはなりません・・・」
など話している方がいるという噂を聞きますが、
「怪しさ満載!」「そんなはなしあるわけないじゃない!!」と突っ込みたくなります。
誰かの権力者の話でなく、国際協定における国家の制度であることを理解することが重要です。