□信用創造とは?
信用創造による資金の生み出し方、すなわち、PPPについてですが、その方式についてここ最近、詳しく説明しています。お金は、キャッシュバックという現金担保があれば、それつかって、クレジットを作り、クレジットを譲渡可能ということにして、そのクレジット・ラインを世界中の貿易取引の際の現場にリースをして、それをもって、プライマリーバンクが現金を発行して、貿易取引(先物取引)における契約書を割引で購入することで、先物取引で確定価格があるので、それがアセットバック(現物担保)になりますが、実際に、その先物取引の契約書を先に、現金で買い取るとなれば、現金不足になるので、リースしたクレジット・ラインにより、プライマリーバンクからバンクは、資金を借り受け、それによって、バンクが先物取引の契約書を割引で購入することで、生産者は、先物取引が成立するまえに、現金の調達ができ、そして、割引で契約書を買い取ったバンクは、保険をかけた契約であるので、確実に数カ月後利益を得て、資金を貸出したプラマリーバンクも金利利益を得る。そして、クレジット・ラインを貸し出した、もとの資金者は、クレジット・ラインのリース料を得ることで、資金の配当を得るという仕組み・・・・
文字で書けば、そんな話ですが、これを見て頭の中でイメージできる人は、空間把握が得意な人といえます。
正直、このモデルをコンピューター上でAIを用いて、世界中の取引をおこなっているのが、PPPのモデルと言えます。
すなわち、これが信用創造による資金の生み出し方、これを可能しているルールが、ICCの500番の規約にある「譲渡可能なクレジット」という仕組みです。
多くの人は、この話を聞いて、わかったようなわからないような仕組みだと思われるかもしれませんが、この制度を考えた人は、実に頭がいいと関心します。イギリスのケンブリッジ出身のケインズという貨幣論の筆者である学者が考えたということですが・・・譲渡可能なクレジット・・・ということを行えば、こんな取引も可能になり、そして、資金を生み出せるということを考えたのです。
ちなみに、先物取引を世界で初めて行ったのが、日本の大阪であったということです。
それは、「堂島米会所」という名称であったということです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%82%E5%B3%B6%E7%B1%B3%E4%BC%9A%E6%89%80
生産農家にとっては、作物は、生産が終わって、市場で販売をして初めて現金化できます。しかし、生産初期や、生産過程で、資金が必要になります。
しかし、利益確定するのは、販売することで、決定します。豊作であるか、また、凶作であるかなどは、天候に影響される天然の農作物については、終わってみなければわからないということが言えます。それで、3ヶ月先の取引の価格を事前に予約を入れることが先物取引の基本的な考えです。3ヶ月先の価格が決まっていれば、銀行もそのアセットバック(現物の担保を契約しておけば、3ヶ月後には、市場で現金化できます。生産農家は、先物価格が決まっていれば、割引で現金化できます。
地球から、毎年、大量の農作物と天然資源が生まれてきます。すなわち、信用創造というのは、モノとお金の交換によって資金の価値を決めます。クレジット・ラインが譲渡と可能ということは、一つのクレジット・ラインがあれば、1年間に何度もそのクレジット・ラインを使って現金を作り、取引が可能になります。すなわち、毎年間違いなく世界経済は成長するという考え方です。
これを知れば、当たり前のことですよね。地球上から毎年、農作物や天然資源を掘り出しているのですから、その出てきたものと銀行券(現金)と交換することができたという実績があれば、銀行券の価値が保全できるわけです。
地球全体の経済は平均5%ほど発展するというのは、地球上で新たなモノ(農作物、天然資源)が銀行券と交換できて、その現金が市場に流れたということが原因しています。
筆者はなにを言いたいのかといえば、PPPという制度は、ある意味、この貿易取引のポイント付加みたいな制度です。今、企業が取引に対してポイント加算する制度をおこなっていますが、貿易取引が世界中でおこなわれていますが、クレジット・ラインをリースした資金者は、世界の貿易からポイント加算されて、それが、現金としてキャッシュバックされていると考えれば、わかりやすいかもしれません。生産者の取引価格と先物市場の取引価格の差額がポイントになります。そのポイントを分配すると考えれば、世界中の市場にクレジット・ラインをリースした資金者は、世界中から、貿易のポイントを加算されていくことで、40週間プログラムを終えたときには、大きな貿易からのポイントが付与されて、現金化できるということになります。
わかりますか?この仕組・・・
信用創造です。