□ロシア情勢と国際金融市場の動きについて
ロシア情勢が深刻化している。ウクライナに進軍したということで、国際金融の世界でも激しく動いている。
国際送金ネットワークのSwiftシステムは、経済制裁を目的に、Swift システムがロシアに対して停止したというニュースが流れています。
このようなときは、送金システムによって決済できないという風になれば。現金の需要が増えます。
このような戦争状態になったときには、基軸通貨の需要が一気にあがります。
また、このような変化はPPP市場にとっても激動の時期になります。
貿易、国際決済についての資金需要に対して、Swiftネットワークのなかでクレジット・ラインが動き資金が生み出される仕組み、これがPPPの世界です。
ある意味市場は特需といえますが、逆に、欧州市場をみると、特需のために、小口の資金事情がなくなっていますので、本部ブログでも紹介した1M(100万ドル以上)のPPPについては、3月からのショートプログラムの話がありましたが、市場が激変しているので、小口案件は、新規では現状、プラットフォームから新規のスケジュールが発表されていません。
10M(1000万ドル以上)のPPPについては、各プラットフォームが用意しているという情報があります。
PPPプラットフォームというのは、複数の企業がおこなっており、各プラットフォームごとに、1週間、短期、40週間というプログラムが実施されます。私募プログラムですので、情報は公開されていませんが、関係者の間のみで情報がまわっています。
これは、ICCの加盟国であり、G7の国の貿易支援を行うモデルです。
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